外壁塗装はただ塗るだけではない！適切な補修からすべてが始まるのです!

外壁の塗り替え専門店として多くの物件を施工してきた東海工芸ですが

塗り替えと言っても、ただ塗ればいいという訳ではないのです！

こんにちは！

名古屋市の外壁塗装専門店として25年。

東海工芸の目加田です。

お家の外壁は、年数が経つにつれ、劣化したり・破損したり、様々な症状が考えられます。

破損している所をただ塗るだけではなく、しっかりとした補修を行ったうえで塗装を行うことが肝心です！

今回は、名古屋市昭和区のK様邸にて補修作業を含めた塗装工事の実例にてご紹介いたします。

ALC外壁の特徴

まずは外壁の特徴を知ることからです。K様邸にて使用されている外壁材はALCパネルです。外壁塗装をお考えの方は是非参考までにお読みください。

ALCパネルの利点は

①軽くて耐震性にすぐれている

②セメントや珪石でできているので耐火性・防火性に優れている

③断熱性、調湿性に優れているので電気代の節約にも繋がります

デメリットとしての一番大きなポイントは

水を吸収してしまうと、ヒビ割れや欠けの原因となります。

シーリング（コーキング）の繋ぎ目が多く、シーリングの劣化による雨漏りのリスクも増えるので注意しないといけません。

対策としては

・塗装を行うことで雨水を弾き、ALCパネルが水を吸収してしまうことを防ぎます

・塗装工事を行う際に、シーリングの補修を行うことで雨漏りを防ぎます

外壁の補修作業とは

それでは補修作業です。塗装作業前にしっかりとした補修が必要なのです。

①シーリング（コーキング）補修に関して

シーリング補修を行うことで躯体に水が入り込むことを防ぎます！

外壁の目地シーリング

シーリングの色は、このあと行う塗装工事の塗料の色に近しい色を使用しています。

サッシ廻りシーリング

窓枠やサッシ廻り、ドア廻りも同じようにシーリング補修を行います。

②外壁欠損箇所に関して

こちらが施工前の外壁です。
以前の塗装が効果を失い、水を含んでしまったため表面のセメントが欠落してしまっています。

ケレンを行い表面を滑らかに、こびり付いたゴミなども除去します。

細かなホコリを清掃しています。

補修用のモルタルにて、段差がない平滑な下地に整えます。

補修が完了しました、この上から塗装を行います。

③外壁のヒビ割れ補修に関して

こちらも水が含まれて→蒸発してを繰り返すことで起こったヒビ割れです。

補修用のシーリングを充填する隙間を作っていきます。

隙間を作ったことで、削った外壁のチリ等を清掃していきます。

ひび割れに沿って、密着性を高めるプライマーを塗布します。

シーリング材を充填しています。

シーリングを均しています。

ヒビ割れ補修が完了しました。

④ベランダ下、軒天井の補修に関して

ベランダの防水効果が効いていないので、軒天にも影響が出ています。

ケレンを行い表面を滑らかに、こびり付いたゴミなども除去します。

ケレンを行った際に出たゴミやチリを清掃していきます。

モルタルで補修を行っていきます。

塗装前の補修が完了しました。

この補修作業＋外壁塗装＋ベランダの防水工事を行っていきます。そのすべてが揃う事で、水が躯体に入ること、ALCパネルに染み込むことを防ぎます。

外壁塗装ビフォーアフター

下地補修をしっかり行ってから、外壁塗装とベランダ防水工事を施工しています。

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結局・・・

結局何が言いたいかというと

塗装工事は「塗るだけ」が仕事ではございません！

必要に応じた補修と補強の工事も必要なのです！

って事です！

屋根修理や塗装、外壁塗装で納得がいかない仕上がりになって後悔しないために、

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