お家が瓦屋根の方!セメント瓦は塗装が必要な件
- 屋根リフォーム工事
瓦屋根だから、屋根塗装は不要なイメージがあります。
しかし、瓦屋根の中にも定期的な塗装が必要な瓦があるのです。
まさに、名古屋市中川区のI様邸の屋根は、塗装必須な瓦だったため今回のブログで解説します。
屋根瓦の種類
瓦の種類は、様々ございます。古い日本家屋や寺社仏閣等の屋根に多く使われているのが陶器瓦やいぶし瓦などの粘土系の瓦です。他の屋根より瓦の重量が重たいので風には強いほうですが、地震などの耐震性は他の屋根と比較して低いです。耐用年数(寿命)は約60年〜100年以上と長く塗装は不要になりますが、衝撃で割れたり欠けたり、漆喰が劣化した場合はメンテナンスが必要になります。
そして、今回施工させて頂いたI様邸の瓦は、セメント系の瓦になります。材質と作り方に違いがあります。粘土を焼きしめて作った陶器瓦に対して、セメント瓦はセメントや砂、水を混ぜることで化学反応が起きて硬化させて作ります。セメント瓦は、焼きしめが必要なく価格な手頃なため1980年代頃によく使われていましたが、現在はほとんど製造されていません。
耐用年数は、約30年~40年となります。しかしながら、セメント瓦の表面には塗料が塗られているため、10年を目安に塗装が必要です。色あせた部分や塗装が剥がれた部分は、雨水を吸収しやすく苔が生えやすい状態となっており、そのまま放置しておくと雨漏りなどの原因となることもあります。塗装することで防水性を高め、表面を保護する必要があるわけです。
瓦屋根の中でもセメント瓦やモニエル瓦は、定期的に塗装が必要な瓦なのです。
施工内容
塗料は、GLASTAGEシリーズのEXTRAcolorを使用しました。
屋根の色は、外壁の色に合わせてカカオブラウンをお選びいただきました。
では、名古屋市中川区I様邸のセメント瓦塗装工程をご紹介します。
高圧洗浄
水洗いをし、表面についている苔や汚れを丁寧に落とします。
屋根板金の釘打ちコーキング処理
屋根板金の釘頭が出てきていたので、打ち直しをしました。その後、釘が再び出てこないように、上からコーキング処理を行います。
塗装をしない場合でも何年か経つと、釘は浮いてきたり、抜けていたりしますので、足場を設置した際は見てもらうことをオススメします。
その後、屋根や板金部分を塗装すると、このように↓きれいになりました。
瓦屋根塗装
下塗り1回目
下塗り2回目
下塗りをしっかりと行わないと、その後の中塗り、上塗りが定着しません。下塗りを1回行っただけでは屋根が吸い込みを起こしてしまい、このまま中塗りを塗っても定着しない恐れがあったので、下塗りを2回行うことにいたしました。下塗り2回行うことで、中塗り上塗りがキチンと定着し、色ムラもなく仕上がります。
中塗り
上塗り
下塗りが乾燥したら、中塗りを塗ります。その後、上塗りを行い完成です。
『結局・・・』
結局何が言いたいかというと。
瓦といってもいろいろな種類があり、寿命や劣化症状、メンテナンス方法にも違いがあり、
瓦は瓦でも塗装が必要な瓦屋根もあります!
って事です。
そして何より、外壁よりも紫外線や風雨、自然災害の影響を受けやすい箇所です。
傷みにも気付きにくいため定期的な点検をお願いすると良いでしょう。
安心して住み続けるためにも瓦屋根も長持ちさせていきたいですね。
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