木部塗装にはキシラデコール!こまめにメンテナンス必要な件
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DIYでお馴染みのタレントのヒロミさん。。。
ハチオウジ工務店って言って、よくテレビでお部屋のリフォームとかする番組をやっていますね。
その度に出てくるキシラデコール!
外壁・屋根の塗り替えをお考えの皆様こんにちは!
外壁塗装・屋根塗装の専門店として25年!名古屋市の外壁塗装専門店
(株)東海工芸の目加田です。
ウッドデッキとか木フェンスとか、木材を塗るときにキシラデコールを使用しています。
このキシラデコールは、ホームセンターにも手軽に売っているのです。
わざわざ業者に頼まなくても、DIYでアナタ様ご自身で使用できる塗料なんです。
キシラデコールとは・・・?
キシラデコールとは屋外の木部に使用する塗料です。
例えば・・・
ウッドデッキなどの外に出ている木材でできた部分は、雨風にさらされればカビがでたり、腐食したりなどの劣化がおきます。また、日光に当たることで日に焼けて色も褪せてきます。そのまま劣化が続けば、欠けたり朽ちたりしてしまいます。
そんな事にならないように、木材を保護する塗料になります。内部から防カビ・防虫・防腐効果を発揮してくれる優秀な塗料なのです。
50年以上前から使われ続けていて、重要文化財を保護するためにも使用されています。木材保護塗料としては、格段の知名度と施工実績がある塗料になります。
近年だと、DIYでお馴染みのタレント【ヒロミ】さんを起用していて、コラボもしてるみたいですね。弊社でもキシラデコールは良く使用しており、ある特典に応募したらコラボしてるTシャツが届きました!ってくらい良く使います。
上記にも記載しましたが一般の方でも手に入るし、使用方法も簡単!その使い易さや注意ポイントを説明していきます。
ペンキとキシラデコールの仕上がり違い
実際に木部に塗装した仕上がり具合でご紹介します。
ペンキ塗装
木フェンスをペンキで塗ったビフォーアフターの写真になります。
施 工 前 | 施 工 後 | |
▶︎ |
ペンキで塗ると、木の独特な質感、木目感、自然な色合いや風合いが消されます。
ただし、汚れや傷などが目立っていたところは隠れます。
キシラデコール塗装
こちらは、キシラデコールにて塗装した木フェンスです。
施 工 前 | 施 工 後 | |
▶︎ |
大きな傷などは薄くはなりますが、多少は残ってしまいます。ただし、木の風合い・木目はそのまま。
日光で焼けて色がくすみ、古木のように見えていた色も新品の木材の感じが戻っています。
キシラデコールの注意すべきポイント
①基本的には2回塗りです
キシラデコールは、浸透性の塗料です。2回塗装することで内部まで、防カビ・防虫・防腐効果が浸透して、木材を保護してくれます。1回目の塗装が終わった後は、十分に乾かしてから2回目の塗装を行ってください。(1回目を塗装した翌日に、2回目を塗装すれば間違いないです)
1 回 目 | 2 回 目 | |
木の厚みがあると、既定の2回塗装を行っても十分に色がついていないと感じることがあるかもしれません。そんな時は、3回目の塗装を行ってもいいと思います。しかし、それ以上の4回目、5回目は何度やっても色は変わりません。最大3回までとしておきましょう。
②塗装を行う日は2,3日晴れが続いた後に行うのがベスト
キシラデコールのHPを見ると【塗装前の木材の含水率は18%以下としてください】という記載があります。含水率なんて測る器械は、専門業者じゃないと持ってません。なので2,3日晴れた日が続いた後に行えば間違いありません。ただし、場所に寄っては木材が乾きづらい場所もあるので要注意です!
また、冬場は朝に霜が降りてきたりして水分を多少なりとも蓄えてしまうので、昼過ぎまで待って塗装するのがいいかと思います。
③塗装する前の下処理が大事
キシラデコールを塗装する前に、汚れやごみを拭き取って下さい。水拭きする場合は、水分を含んでしまうので塗装する前日には行いましょう。その場合も思いっきり水気を絞ったぞうきんでお願いします。
さらに可能であれば、紙やすり等を使用すると表面の凹凸等がなくなり、無駄に色ムラが出ることが無くなります。また、劣化すると木肌が毛羽立ちしたようになり触ってケガをしてしまうこともあります。紙やすりをかけて表面を滑らかにしましょう。
④塗り替え時期
キシラデコールのHPを見ると、初めてキシラデコールを施工した後は2~3年後に。その後は5年毎に塗り替えましょう。と記載があります。時期を守って塗装を行うことが、長持ちさせる秘訣になると思いますよ!後は、使用説明書をしっかり読んで使用してくださいね。
キシラデコールの色って何があるの?
キシラデコールは様々な色がありますが、僕たちが良く使用するのは
ウォルナット、バリサンダ、チーク、カスタニ、マホガニ、ピニー辺りでしょうか。
キシラデコールのHPに、カラーシュミレーションで塗った印象が分かるものがありました。参考になるかと思います。
また、ホームセンターによっては塗った板が置いてある所もありますので、そういう所で比べてみたらいいと思います!
補足として
今回紹介したものは【キシラデコール】という商品です。
【キシラデコール・コンゾラン】や【キシラデコール・インテリアファイン】等とは用途、目的が違うものになります。
カビ等が発生するより前に、塗装することが木材を守るためにいいと思います。また、ニス等のコーティング剤やペンキ等で膜がついている場合は効果が発揮できません。その状態でキシラデコールを使用する際は、塗膜を削り落とす必要が出てくるかと思います。ご注意くださいね。
結局・・・
結局何が言いたいかというと
キシラデコールは、屋外の木部に対して使用して木材を保護する塗料です。
ご自身でも出来るので、DIY好きの方は挑戦してみてはいかがでしょうか?
外壁塗装時に一緒に、僕たちがキシラデコールを使用して木フェンスなどの塗装を行うことは出来ます。ただ、外壁塗装で使用した塗料は、短くても8年の耐候性がある塗料から、長いと30年超の耐候性があるものもあります。キシラデコールは、長くても5年毎に塗り替えが必要になるものです。それだけに塗装業者さんを呼ぶなら、ご自身で塗り替え・メンテナンスをされた方がよっぽど安価だと思いますよ!
もし、今ウッドデッキや木フェンスを備え付けようと思っている方
業者さんに、キシラデコールを使っていいか?
いつ頃、塗り直した方がいいか?
聞いておくことで、ご自身でもメンテナンスできると思いますよ!
って事です!
屋根修理や塗装、外壁塗装で納得がいかない仕上がりになって後悔しないために、
しっかり考えてほしいから、なんでも遠慮なく聞いてほしいです。
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