これだけは知っておきたい!屋根の塗装工事3つのポイント
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お家の塗装工事を行うにあたって、絶対に抑えておくべき要チェックポイントというのがいくつかあります!
こんにちは!
名古屋を中心に愛知県・東海三県で外壁塗装工事を専門に行っております!
名古屋市の外壁塗装専門店(株)東海工芸の目加田です。
✓下塗りが不十分だったため早期に色ムラが起きてしまった
✓屋根の隙間を塗料でふさいでしまって雨水の逃げ道がなくなり雨漏りが起きてしまった
✓棟板金の釘が浮いていますよと訪問業者に言われた
思いもよらないトラブルを招かないために『屋根塗装工事に関しての要チェックポイント』をまとめました。
屋根の塗装工事を行うにあたっての要チェックポイントは3つです!
※今回はコロニアルやカラーベスト等のスレート屋根を塗装する場合となります
①補修・修繕
②屋根の状態や素材によって異なります
③縁切り・タスペーサーで通気を確保!
塗装工事が初めましての方も、ただいま施工業者選びで迷われている方にも参考になるように、このポイント3つを詳しく解説します!
①補修・修繕
塗装工事は、ただ塗ればいいというだけではありません。
たとえ塗装が上手く出来ていようが、屋根が破損したままだったり、ネジが抜けたままだったりでは、屋根の役割を果たせなくなってしまいます!屋根の大切な役割を果たしてもらえるように、点検を行い、補修・修繕をします。
さて、補修例の一例をご紹介していきます。
屋根材の割れ補修
屋根材は割れる可能性がございます。落下物や台風などの被害や、塗膜が弱くなって直接屋根材に雨が当たってしまうことも割れや欠けが起きる原因です。
屋根のひび割れ箇所はコーキング(シーリング)で補修することが多いです。さまざまな工事にコーキングが使用されますが コーキングにも種類があり、使用する場所や用途によって適したコーキングで補修しています。スレート屋根の補修には、コーキングの上に塗装できるモノを使用しています。
屋根板金の釘抜け補修
屋根板金の釘は、経年劣化により釘が徐々に浮いてきます。そちらを打ち直し、釘を定位置に戻し、シーリング材によって抜けてくることを防ぐ処理をしていきます。
②屋根の状態や素材によって異なります
続いて、塗装工事に関して話をしていきます。
下塗り材の塗装回数は屋根の状態次第
一般的には、下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りが基本とされていますが、屋根の状態によっては、下塗り1回目→下塗り2回目→中塗り→上塗りという下塗り材を2回塗った4回塗りを行うこともございます。
対象となるのは、塗膜が完全に褪せてしまい、苔が生えたり、屋根材が直接水を吸いこんでしまっている等、簡単に言えば長い間、塗膜の保護効果がなくダメージを受けてしまっている屋根です。(ダメージにも限度があり、塗装が出来ない事もあるので要注意してください!)
そもそも下塗り材の役割というのは、中塗り・上塗りの塗料と屋根材を密着させるための、言わば接着剤のような役割です。ただし、上記のような屋根は下塗り材を1度塗っただけでは効果が発揮されず、中塗り・上塗りが屋根材に密着しない可能性があります。
中塗り・上塗り材の効果を最大限に引き出すため、下塗り材を2回塗装することが必要になる屋根もあるということです。
板金塗装はサビないような処理が必要
屋根と一言で言っても、屋根材を支える板金部分は金属(鉄)で出来ています。(棟板金やケラバ包み、谷板金等)
板金は、空気や雨(水分)の影響で錆びが発生していきます。塗膜で守られていた部分も塗膜の効果が切れれば徐々に錆びていくことになります。
それゆえ、板金部分にはケレンを行い、錆止め効果のある下塗り材を使用してから、中塗り→上塗りと塗装を行う必要があります。
③縁切り・タスペーサーで通気を確保!
縁切り・タスペーサーと聞きなれない言葉が並んでいるかと思いますが、この工程が重要なんです。
そもそもスレート屋根は、下から段ができるように重ねて葺いてあります。その重なりの部分には隙間があり、通気や湿気、雨水が入った時に隙間から逃がす役割があります。
塗装工事の際、塗料を塗ると、その隙間が塗料によってふさがってしまうことがあります。隙間がふさがると、雨水の逃げ道がなくなり、乾いて水蒸気となったものが空気中に出ようと屋根を押し上げます。
その結果、ヒビが出来たり、割れたりといったことが起きる可能性が考えられます。したがって、屋根と屋根の隙間の確保が重要なのです!
縁切り(えんきり)
昔は上塗り完了後に、縁切りという塗膜でふさいだ部分を塗膜カッター等で切って通気をとっていましたが、一枚一枚差し込んで塗膜を切っていくため時間と手間がかかり、屋根材自体が傷がつく恐れもあります。
現在は、タスペーサーという縁切り部材を挿入して縁切りの工程を行うことが多いです。
タスペーサー
縁切りでしか出来ないところを除き、タスペーサーという隙間を保つための部材を屋根の隙間に取り付けます。
基本的に下塗りが完了したタイミングでタスペーサーを挿入し、中塗り→上塗りと行います。(ちなみに縁切りは塗装完了後に行います)
規定通りの間隔ごとにタスペーサーを入れるため、かなりの量のタスペーサーを挿入しています。
この他にも、屋根の塗装工事において一番初めに行う洗浄工事や、塗り方の話、他の補修例など、屋根の塗装工事についてお話しすることは、まだあるのですが、今回は、特に覚えて頂きたいチェックポイントを3つご紹介させて頂きました。
結局・・・
結局何が言いたいかというと・・・
適切なメンテナンスをすることで、もっと長く耐久性を維持できるかもしれません。
屋根の状態を適切に把握して提案、施工ができる業者に依頼されることが大切と思います。
って事です!
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