外壁クリヤー（クリア）塗装はお早めに！名古屋市緑区I様邸

「今のサイディング模様（デザイン）が気に入っている」

「今の雰囲気を残した外壁塗り替えをしたい」

そのようなご要望を叶えるクリヤー（クリア）塗装についてです。

名古屋市で外壁塗装専門店として25年、延べ7000件以上の施工を行って参りました

（株）東海工芸の目加田と申します。

クリヤー塗装はお早めに！の理由について、解説します。

クリヤー（クリア）塗装とは

現状の意匠性をそのまま維持したい方に向けた塗装方法です。

透明な保護材のような塗膜なため、多彩模様の外壁であれば多彩感が維持されますし、レンガ調のサイディングであればレンガ調の意匠性がそのまま残ります。

緑区I様邸クリヤー外壁塗装工事

名古屋市緑区 I様邸の外壁は、２種類のサイディングで構成されています。写真の青枠で囲ってあるサイディング部分をクリヤー塗装します。

青枠で囲ってある部分は複雑に色が入り組んでいるのに対して、そうでない外壁は黄色っぽい、ほぼ一色に見えるかと思います。現状一色に見える部分は、クリヤー塗装ではなく、カラー塗装（単色塗り）します。

クリヤー塗装の施工中

顔料が入っていない（透明）クリヤー塗料を2回塗って、現在の意匠性をそのままに美観を維持します。

クリヤー塗装が不向き＆出来ない場合

クリヤー塗装が出来ない場合もございます。それは、外壁の塗膜・外壁材そのものの劣化が進んでしまっている場合です。

クリヤー塗装の目安

基本的には、新築から10年前後での施工を各メーカーは推奨されています。塗膜が弱ると、外壁材そのものがダメージを受けてしまうからです。

なかには築15年近く経過していてもクリヤー塗装が可能なお宅もありますが、外壁材がダメージを受けていると塗膜の剥離に繋がる恐れがあって、クリヤー塗装の塗膜では密着の保証が難しくなります。

カラー塗装（単色塗り）を行う場合は、シーラーやフィラーと呼ばれる外壁と塗膜を密着させる効果のある下塗り材を塗装したのちに、色付けをしていきますので問題ありません。しかし、クリヤー塗装の場合はそれができないため、築年数が浅いうちに施工することが重要になるわけです。

クリヤー塗装が向いていない

クリヤー塗装が向いていない家もあります。外壁が割れていたり、ビス頭からひびが入っている場合です。

どれだけの個所で破損しているか、どの位置に割れがあるかにもよりますが、補修をおこなった後にクリヤー塗装すると、補修跡がそのまま残ってしまいます。あまりにも補修跡が目立つようですと、カラー塗装で塗りつぶした方が目立ちづらく、カラー塗装を勧めることもございます。

注意事項として

クリヤー塗装がおこなえるのは1度きりです。

一度クリヤー塗装して、次回塗り替えを行う際にもう一度クリヤー塗装するということは出来ません。次回は塗りつぶしのカラー塗装になります。

今の意匠性を大事にされる方は、より長い耐候性のクリヤー塗料をオススメします。

クリヤー塗装ビフォー・アフター

現状の雰囲気をそのまま維持する塗装のため、写真では変化はわかりづらいですが、くっきりキレイな仕上がりとなりました。

樋（とい）や破風（はふ）・軒天（のきてん）などの付帯も塗装しました。外壁、各部位に使用した塗料の耐候年数をあわせることで、次回塗装する時期も同じになるように塗料選択をしております。

ビフォー

アフター

結局・・・

結局何が言いたいかというと

今の意匠性を大切にするならクリヤー塗装。

クリヤー塗装するなら早めに建物調査してみることをオススメします。

って事です！

クリヤー塗装の施工例もぜひ参考にしてください!

クリヤー塗装の施工例一覧 ←こちらをクリック

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